トリートメントについて
2011年12月30日 金曜日
今年一年ありがとうございました。
来ていただけたお客様に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
来年もPHOTONをよろしくお願いします。
また少しずつお知らせしていますが、待望の新メニューが始まります。
このBLOGにて詳細はご連絡していきますね。
では、今年最後のお仕事を少々ご紹介。
10年以上お付き合いのあるお客様です。
頭頂部はだいぶ白い所が出てきました。
年に2〜3回しか見えませんので、いつものように手のかからない時間がたっても大丈夫のようにのことで。
シャンプー台にて、薬剤の浸透とマネキュアを落とすために軽くスチームトリートメント。
で、カットした状態です。
つけ巻きしながら、ワインディング。
薬剤は、もちろん髪と相談しながらて・き・と・うでミックス
放置3分ぐらいであらしっかり。
中間処理などは長くなるので省きまして、
流してからヘアマニキュアに入ります。
(PHOTONでは通常マネキュアましません)
マネキュア塗布後加温10分クーリングしてからおながしです。
特にシャンプー+マネキュアをしたとしてもウエーブダウンは感じません。
後は、適当にドライヤーで乾かし毛先が8割ぐらい乾いた状態でムースをつけて終了です。
パーマを出すときは自然乾燥でOK。
軽く巻いたようなスタイルになります。
何もせずに乾かすと、毛先のみのカールになってくれます。
あまりBLOGには出ませんが、メンズのお客様も多いです。
たまにはこんなスタイルも作ったりします。
今年最後の大仕事は、10年来のお客様でございます。
腰まで腰この超ロングをトリートメントですた。
疲れましたので、内容は割愛しまして・・・・
はい、場所が変われば写真も綺麗に映りますね。
来年のことを言うと、鬼が笑うと言いますが、
来年の目標
BLOGをちゃんと更新します。(3回目な気がしますが)
では皆様今年一年ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。
投稿者 kuroda | 記事URL | コメント(0) | トラックバック(0)
2011年9月17日 土曜日
トリートメント phコントロールその2
PHOTONではPHコントロールをしっかりします。
簡単な髪に関してのphのお話は、前回を参照に
パーマやカラーのメニューでは、ほぼ髪をアルカリの状態にして施術を行います。
最近では少なくなってきましたが、パーマやカラーのお薬でツッーンと鼻につく刺激的な匂いがしたと思います。
あれがいわゆるアルカリ剤としてアンモニアを使用した時にする匂いです。
アンモニア等の場合、においとして揮発(なくなって)してくれるので、髪に残留しにくいです。
が、最近の薬剤のトレンドとしては、施術中の薬剤の匂いもお客様の不快感として捉え、薬剤の匂いをマスキングして香料を入れたり、もしくはアルカリ剤を揮発しにくく匂いもあまりしないようなものを使用するメーカーも増えました。
それを売りにするメーカーや美容師さんも増えましたが。
一見キツイ刺激臭がしないと、薬剤的にいいように思えますが、
揮発しない≒残留しやすい
が成り立ってしまいます。
パーマやカラーなどの施術中、もしくは施術後にちゃんとphコントロールもしないと、お客さまがおうちに帰られた際、髪が膨潤したままでダメージがし易い状態になってしまいます。
そんな膨潤したまま髪の状態にトリートメントしても、持ちも悪いです。
お肌に例えるなら、肌荒れして乾燥肌なのにも関わらず、コンシーラーやファンデーションを厚塗りしてごまかしているそんな状態です。
隠すために上から厚塗りをするのではなく、厚塗りしなくていいように肌というベースを整える。
どちらがいいかわかりますね。
で、本題に戻りますと
PHOTONでは、phコントロールとしましてシャンプー台でしっかり酸リンスでチェンジリンスします。
しっかりって??
時間をかけることです。
髪の毛って平面でなくって、円から楕円という立体構造(3次元?)になっています。
薬剤に浸された髪は、表面だけがアルカリに傾くわけでなく、髪の内部までアルカリになっていると考えられます。
なので大切なのは、強酸性でなく弱酸性な酸リンスで、時間をかけて髪をチャプチャプ弄びます。
お客様の中には頭皮にお湯が流れる感覚が、新鮮すぎて悲鳴を上げる方が見えますがいじめではありません。
そんな声を挙げられたときは、より頑張っちゃいますのでご注意ください。(笑)
なぜ頭皮にも酸リンスするか、肌が健康な状態は弱酸性です。
カラー剤なり、パーマ剤の1剤などお肌にはダメージとなってしまいます。頭皮もしかりです。
特に年齢が上がり、皮脂膜の生成が悪い方の場合、弱酸性に戻るまで時間がかかって肌のストレスになると考えます。
ですので、PHOTONでは
髪だけでなく、頭皮まで考えてphコントロールしています。
(最近炭酸泉導入しました。詳細はまた後日)
投稿者 kuroda | 記事URL | コメント(0) | トラックバック(0)
2011年9月 7日 水曜日
トリートメント 薬剤除去その2
①ヘマチン配合トリートメントを使用して、毛髪に残留しているオキシドールを分解させチェンジリンスすることで髪の中で分解し発生した活性酸素を除去します。
②髪に残留したかオキシドールを分解除去してくれるルイボスエキスが入ったリトルサイエンティスト ダメージケアシャンプー&トリートメントでアフターシャンプー&トリートメントします。
ここから買えます。
この2工程でオキシドールは、ほぼ完全に除去できます。(実験済み)
試薬で確認するとなかなか面白い結果が出ます。
オキシドール自体残留している濃度的にはそこまで高くないのですが、次に出てくる髪のphと深い関係があります。
やはり髪や頭皮に残留させずにしっかり除去という形が一番良いです。
②phコントロール
この残留した酸化剤(過酸化水素)が、カラー後髪を明るくしながらダメージを進行させていく原因の一つでもあるんです。
また頭皮なども少なからず残留しますので、それが頭皮の皮脂を酸化させ過酸化脂質に変えてしまします。
この過酸化脂質が肌にや髪にとって有害で、
皮脂をより酸化させて頭皮から臭い匂いをさせてしまったり、肌のかゆみの原因を作ったりします。
さらに過酸化脂質が毛乳頭の所までやってくると、毛乳頭の髪の成長を止めてしまい抜け毛の原因を作ってしまったりしまします。
ここがパーマやカラーでの薄毛の原因になってしまいます。
お肌は弱酸性です。と聞いたことがあると思いますが、髪のphも弱酸性なります。
髪がアルカリの状態になると膨潤(膨らんで)して、普段閉じているキューィテクルが開いてきます。
そこからカラーの染料や、パーマ剤か髪の中に浸透して、薬剤が髪の中で反応しやすくなります。
髪を膨潤させるには、アルカリ剤(アンモニアなど)を使用すれば簡単に膨らますことはできますが、ふやかしたままでいいのでしょうか?
答えは、NOです。
やや閉じた状態
開いた状態
明らかに閉じておいた方がいいように見えます。(汗)
では、どのように閉じるのか秘訣は・・・続きます(笑)
投稿者 kuroda | 記事URL | コメント(0) | トラックバック(0)