kuroda

2011年9月 4日 日曜日

トリートメントって??



以前書きましたが私、黒田の場合トリートメントを基本的におすすめしません。

なぜかって??

髪の毛に必要以上の油分は、


髪を乾かすのに時間がかかるから。

特にパーマをかけた直後のトリートメントは、やりません。
トリートメントの重みでウエーブがダウンするからです。



じゃあ何をするか、

当店で施術後(中)必ずすること。
(他の美容院はわかりません)
①薬剤除去
②phコントロール
③毛髪の疎水化


①の薬剤除去は、
パーマやカラー施術では酸化剤と言われるものを必ず使います。
特にカラー施術に言えることですが、カラーの薬剤は1剤と2剤に分かれて、
1剤と呼ばれるものには、代表的なものでアルカリ剤や染料など、2剤にはオキシドール(過酸化水素)でできています。

この2つをカラーの直前に混ぜることで、毛髪を明るくしながら、染料を発色することができます。
ここ問題なのは、アルカリ剤とオキシドール。ここでは薬剤除去でまずお話するでアルカリ剤は置いておいて過酸化水素のお話をしていきます。

オキシドールで、昔を思い出したなったあなた。手を上げてください。(`・ω・´)ノシ

昔中学や高校の時、徐々に明るくすることに使いましたね!スプレーなんかで髪につけ乾かすことを数日繰り返すと・・・あら不思議髪が明るくなるなっちゃいます。
これを読んでる良い子は、真似しないでね。
これは過酸化水素が徐々に髪の黒色の成分であるメラニン色素を分解して行くのでだんだん茶色くなってきます。
確か市販されているオキシドールは1.5%でしたが、普通に髪を明るくする時には約3%程度のものを髪につけます。

ここでなんとなくオキシドールの悪い所がわかってきましたね。

ヘアカラーをしたあとジョジョ・・・徐々に髪が明るくなってきてしまうこと、経験あると思います。
そうです。その原因の一つとして過酸化水素の残留です(もう一つは髪の状態がアルカリのまま)

ヘアカラー直後の髪を試薬を使って、過酸化水素が残留で調べると結構残留していることがわかります。



昔とった写真が見つかんない・・・
この残留した酸化剤(過酸化水素)が、カラー後髪を明るくしながらダメージを進行させていく原因の一つでもあるんです。
また頭皮なども少なからず残留しますので、それが頭皮の皮脂を酸化させ過酸化脂質に変えてしまします。
この過酸化脂質が肌にや髪にとって有害で、皮脂をより酸化させて頭皮からの匂いをくさくさせてり、肌のかゆみの原因を作ったり、さらに過酸化脂質が毛乳頭の所までやってくると、毛乳頭の髪の成長を止めてしまい抜け毛の原因を作ってしまったりしまします。ここがパーマやカラーでの薄毛の原因になってしまいます。
夏頭皮がくさくなりやすいのは、紫外線で皮脂が酸化されやすいからでもあります。(なので秋口にかけて抜け毛が・・)


では、フォトンではどのようにして除去していくのか

これまた続きます。



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2011年8月12日 金曜日

お手入れしやすいホームケアって?その2



前回の続きです。


少々間が空きましたが・・・シャンプーの件ですね。

ダメージした髪は親水性に傾いているために、油分(トリートメント)の定着悪いと書きました。

次にシャンプーについての個人的な考え方です。

質問 シャンプーて一体何??
答え 頭皮の汚れを落とすものです。

質問 頭皮の汚れって?
答え 古くなった角質、皮脂や汗、またそれに付着したチリ、ほこりなど

※あくまで個人的な見解です。

なぜ髪がでてこないのでしょうか?少しここからややこしくなるのですが、お付き合いください。

髪の汚れってなんなの?と考えます。(スタイリング剤を付けない前提で)

頭皮から分泌された皮脂、汗や古い角質、またそれに付着した外気にあるチリホコリ排気ガスなど。

髪の汚れ≒頭皮の汚れ


と考えてます。

シャンプー自体、頭皮の汚れなどを落とすものなので頭皮の汚れや髪の汚れを取れば万事解決しますね!!


と、言いたいですがはじめに書いた
ダメージした髪は親水性に傾いているために、油分(トリートメント)の定着悪いと書きました。

が問題になってきます。

頭皮から分泌された皮脂自体は、毛髪の健康毛には吸着しやすい状態なので根元の健康な部分にはよく吸着します。

が、パーマやカラーなどでダメージして親水性に傾いた(根元の健康毛に比べて)髪の毛の中間部や毛先には、頭皮から分泌された皮脂は吸着しにくくなっています。

根元 中間 毛先 を簡単に数字にしますと 100  50  20  の皮脂(膜)のつきぐあいだとします。
(年齢や性別生活習慣によって変化します。あくまで仮定です。)

根元の100の汚れをしっかり落とそうとして、100汚れが落ちるシャンプーを使います。

すると、中間部や毛先の汚れも100落とすことになりますと・・・・ 
なんと中間根元の汚れ具合がマイナスになってしまいます。

洗えば洗うだけ、パサつき、乾燥、ダメージ、枝毛などよく聞く髪の状態になってしまうわけですね。

じゃあ、どんなシャンプー選べばいいのと言われたら・・・・

またまた続きます。

(今度はきっと更新頑張ります。)



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2011年7月15日 金曜日

お手入れしやすいホームケアって?

ヘアケア、ダメージケア
前回の続きです。

それで、結論からいえば普段使うシャンプーを変えましょう!!(笑)

いろいろ実験して分かることがあるのですが、
よく美容院でいただくお言葉として

パーマやカラーをして髪がダメージするからトリートメントしましょう!
もしくは、しないと髪痛みますのでしないといけません!


というお言葉をいただくことが多々あると思います。

一般にいう美容院でするトリートメントとは、
ダメージした髪に油分を補給することと、定義しておきます。


またダメージした髪とはを分かりやすく言えば

水に馴染みやすい状態(または、になった)の髪。



健康な髪の状態は、
カラーもパーマもしていない根元付近の髪の状態。

で分かりやすく言えば、
シャンプーした後髪を乾かすとき、髪の中間部よりも根元が早く乾くことがないですか?
(ただし市販のシャンプーを使用している方をのぞく)
これは、根元がダメージしていないの健康毛は、ダメージ毛の水を吸いやすい状態(親水性)ではなく、
比較的水を疎む性質(疎水性)があるからです。



ここでピンときた方、かなりマニアックです。
先に言ったトリートメントは、ダメージした髪に油分を補給することと書きました。

ちょっと待てと、さっきあんたダメージした髪って水を吸いやすい状態(親水性)て言ったじゃん。

なんか矛盾していない??

簡単にいえば、水と油て相反するものであって、
ダメージした髪はいろいろな理由で親水性に傾いている髪なので、
油分(トリートメント)自体がひっつきにくい髪の状態と考えなければいけません。


前置きが長くなりましたが、なぜシャンプーを変えなきゃいけないか。

またまた次回に続く



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